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新潟日報を読んで
2014.1.24
1月21日付朝刊に、長岡こぶし園総合施設長の小山剛さんが紹介されていました。特養のトップにありながら、「特養を解体する」と叫んで、老施協から非難ゴウコウでしたが、小山さんの真意は別のところにあります。
特養の備えられた優れた介護、配食、そしてそこに看護によるあんしんシステムを住み慣れた地域に分散することで、人里離れた所に追いやられた入所者を救おうとするものです。働く人たちにとっても雪深い山奥まで行く必要はありません。
この取り組みは昨年末のNHKニュース9でも取り上げられました。
また、わたくしも地域包括ケアシステムの講演のたびに紹介させていただいています。
小山さんやさわやか事業財団の堀田力先生とともに地域包括ケアシステムづくりに係わった樋口恵子さんも登場されています。
ワーク・アンド・ライフ・バランスに、ワーク・ライフ・アンド・ケア・バランスというように介護を加えた考え方を示されていますが、もともとワーク・アンド・ライフ・バランスとは、長時間労働などの過重労働が健康に及ぼす影響を指す言葉です。働きすぎは健康に遠からず害を及ぼす、すなわち、休息はより良い労働のためにはとても大切であるとするものです。
過重労働とならない、介護側の休息も考えたケア、それがいつまでも続くための秘訣なのかもしれません。
同じ紙面に、河田珪子さんの記事が載っていました。
昨年3月で終了した「うちの実家」地域の茶の間の、公民館版(実家の茶の間)を始められた記事です。
月1回ですが、その日の夜(第二金曜日)午後6時半から8時半まで、夜の茶の間も復活しています。私も参加しています。
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