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四肢麻痺の金井さんを巨人xヤクルト戦へ連れて行こうプロジェクト
2012.9.12
9月9日(日)エコスタジアムに”四肢麻痺の金井さんを巨人xヤクルト戦へ
連れて行こうプロジェクト”を計画しました。
前日よりは雲が多く、日差しが少なめでした。
午後2時半過ぎ、奥様の運転される車が、みどり病院訪問看護ステーションSTの柴田君の付き添いを受けながら金井さん、エコスタ到着。
3時からの試合開始でしたので、少し心配しましたが、無事でした。
私は先に、健康のためクリニックからウォーキングで到着。
早速車椅子専用ゲートを通過し、エレベーターで3階へ。と、その途端日差しが戻って日照り状態(@_@;)。巨人の帽子をプレゼントして早速記念撮影。
車椅子の向きを調整して早速観戦です。
なぜか奥様はそわそわと手荷物の中をゴソゴソ。と、すぐに枝豆とトウモロコシをとり出すと、今度は缶ビールを紙コップに移し替え、付き添いの私たちへ。
ご主人のケアのみでなく、私たちまでケアされてしまいました(^−^)。
ヤクルト川端選手のスリーラン・ホームランで試合が動きだし、グランドに夢中に
なっていると、あっという間に、あれほどじりじりと球場全体を照らし続けた太陽が角田山に沈みナイターとなってしまいました。
「昼間の試合を観に来たのにナイターまでみれて」、とお母さんの弁。
証拠写真、と柴田君が記念撮影。
お母さんからたっぷりとビールと枝豆、トウモロコシ、なす漬けの介護を受け、
試合は4対4、延長10回で両チーム、どちらも落ち込むことなく終了。と、ここで大変な帰路となったのです。エコスタジアムにはハンディキャップ用のエレベーターは1塁側に一台しかなく、しかも車椅子が1台しか乗れなかったのです。
それと、試合終了後は選手の移動が終わるまでエレベーター使用は禁止(@_@;)。
車椅子に乗りながら、長時間エレベーター前で待つことに。
とてもやさしくないエコスタジアムを恨みつつ、大会関係者が走りこんでくるまではじっと我慢の時間でした。しかも、試合終了後30分でバスは終了とのアナウンスを聞きながら。もし、このなかで、たとえハンディキャップはありながらでもバスを利用しようとしていた人がいたとしたら、と思うとやり切れない思いでした。

ようやく動き出した車椅子一台しか乗れないエレベーターの前では、”やさしさの連鎖反応”(左右の車椅子が一台ずつ交互にどうぞ、と笑顔でした)(*^。^*)。

なにはともあれ、お母さんにケアされたのはプロジェクトをしかけた私たちであったことに、ニヤニヤしながらエコスタジアムをあとにしました。
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